愛用しているラップトップが壊れてしまいました。故障箇所は、画面とキーボードを繋ぐヒンジ部分です。メーカー修理に出すか、新しいものを購入するか、あるいは自分で直すか、迷っていたところ、ネットで「プラリペア」という製品の存在を知りました。
商品説明によると、プラスチックの補修に特化しており、自宅で簡単に使えるという点が魅力的でした。そこで、早速「武藤商事 プラリペア クリアー PL16C」を購入し、ヒンジ部分のDIYに挑戦してみました。この記事では、その体験をシェアしたいと思います。
プラリペア PL16C
結果からお知らせすると、まったく問題なくDIYで改善しました。
プラリペアを選んだ理由はいくつかありますが、まず挙げられるのはその速乾性です。エポキシ系接着剤のように硬化に時間を要することがなく、すぐに使用できる点が私のニーズに合致しました。また、作業の簡便さも魅力の一つです。プラリペアは粉と液体を混ぜ合わせるだけで使用でき、公式サイトの動画を参考にすることで、誰でもスムーズに作業を進められます。
そして、最も重視したのは修理箇所の強度です。今回修理したのは開閉時に負荷がかかるヒンジ部分であり、耐久性が求められました。プラリペアはプラスチック専用の接着剤であるため、修理対象の材質に最適であると考えました。これらの理由から、「プラリペア クリアー PL16C」を選択しました。
プラリペア | エポキシ系接着剤 | |
主な用途 | プラスチックの接着 | プラスチック、金属、木材など幅広い素材の接着 |
硬化時間 | 比較的短い | 比較的長い |
作業工程 | 比較的簡単 | 混合がやや複雑 |
強度 | プラスチック同士の接着に強い | 幅広い素材に対応し強度も強い |
プラリペアを使用した作業工程
今回、ラップトップを修理にする際に準備したもの
プラリペア クリアー PL16C
- マスキングテープ
- ドライバー・ピンセット
- 紙やすり・棒ヤスリ
- 作業用手袋

今回の修理手順
破損したヒンジ部分を丁寧に清掃します。油分やプラカスを取り除きます。
マスキングテープなどを使用します。破損部分に合わせた型を作ります。
プラリペアのパウダーと専用リキッドを動画や説明書通りに混合します。
混合したプラリペアを型に詰めて、破損部分に均一に流し込みます。
約5分程度で硬化しはじめます。完全に硬化するまで放置して待ちます。
カッターで形を整えた後、紙ヤスリなどで表面を平滑にし仕上げます。
修理後、ラップトップを開閉してみたところ、全く問題なく動作しています。まるで新品のようにしっかりと固定され、耐久性も十分です。さらに、ヒンジを固定する部分や、強度が低そうなプラスチック部分をプラリペアで補強したことで、より安心して使用できるようになりました。
プラリペア まとめ
プラリペアの硬化時間は、気温や湿度によって大きく左右されます。特に冬の寒い時期は、硬化時間が長くなる傾向にあります。目安としては、25℃で完全硬化に約5分、強度が出るまでには約30分ですが、室温が低い場合は、もう少し時間を置いてから作業を進めることをお勧めします。
今回のラップトップ修理は、プラリペアの万能さを実感する素晴らしい経験となりました。思っていた以上に簡単に修理でき、しかも耐久性も抜群です。プラスチック製品の修理に困っている方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。