皆様、こんにちは。いつもブログをご覧いただき、心から感謝申し上げます。この場所では、愛猫たちとの日々の中で見つけた、ささやかだけれどかけがえのない幸せを綴っています。今回は、虹の橋を渡った愛猫ひまわりと、現在も元気いっぱいのしんのすけとの間で繰り広げられた、ちょっと笑えるけれど心温まるエピソードをご紹介させてください。猫と暮らしている皆様なら、共感していただけるような、そんな「猫あるある」なお話かもしれません。
ひまわりとの思い出
かりんとうは伝統的なお菓子。
さて、皆様は「かりんとう」というお菓子をご存知でしょうか?あの、独特の甘さとカリカリとした食感が魅力的な日本の伝統的なお菓子です。棒状に成形した生地を植物油で揚げ、黒砂糖や白砂糖で作った蜜を絡めて乾燥させたもので、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでも手軽に購入できます。私の父が大好きで、子供の頃はよくお菓子の棚で見かけたものでした。

懐かしい味と猫の好奇心
映画鑑賞と甘いお菓子はよくあう。
私がカリカリとかりんとうを頬張っていると、まず最初に興味津々といった表情で近づいてきたのは、食いしん坊のしんのすけでした。私が口にするものは何でも欲しがる彼のことですから、いつものように手に持ったかりんとうを差し出してみました。しかし、予想に反して、しんのすけは不思議そうな顔でかりんとうをじっと見つめるばかりで、匂いを嗅ごうとも、口に入れようともしません。
あら、珍しいこともあるものだ…。
そう思いながら、私は再び映画に視線を戻し、かりんとうをポリポリと食べ進めていました。すると、今度はひまわりが勢いよくベッドから飛び降り、私の元へと近づいてきたのです。ひまわりもかりんとうに興味を持ったのかと思い、同じように手に持ったかりんとうを差し出しました。しかし、次の瞬間、まさかの出来事が起こりました。
ひまわりの猫パンチ!
普段は温厚で優しい愛猫が…
なんと、ひまわりが突然、猫パンチを繰り出してきたのです!その勢いで、かりんとうは部屋の隅まで勢いよく飛んでいってしまいました。「もう、何をするの?」と思わず声に出してしまいましたが、もちろん猫に言っても仕方ありません。私は散らばったかりんとうを片付けることにしました。
気を取り直して、再び袋からかりんとうを取り出し、食べ始めた時…。すると、再びひまわりがジャンプして近づいてきて、またもや猫パンチ!さすがに、私もひまわりの行動に疑問を感じ、その理由を考えてみました。そこで、食いしん坊のしんのすけが全く興味を示さなかったこと、そして温厚で優しいひまわりが二度も猫パンチを繰り出したこと。これらの行動から導き出された答えはただ一つ…。
もしかして、このかりんとうをうんちと勘違いしているのでは?
母性豊かなひまわり
そんなもの食べちゃダメ!
そう、かりんとうは猫のうんちに色も形もそっくりなのです。その時、ふと視線を感じて襖の方を見ると、しんのすけがまるで覗き込むようにこちらを見ていました。もしかしたら、しんのすけはひまわりが猫パンチをするのを安全な場所から確認していたのかもしれません。きっとひまわりは、母親のような気持ちで「そんなもの食べちゃダメ!」と私をたしなめていたのかもしれません。
このように、猫との暮らしはいつも驚きと発見の連続です。時には予想外の行動に戸惑うこともありますが、それもまた愛おしい思い出の一つ。かりんとうを巡る今回のエピソードは、私たち家族にとって、忘れられない楽しい記憶として心に刻まれました。これからも、愛猫たちとの日常の中で見つけた小さな幸せを、皆様と分かち合っていきたいと思います。
